【わかりやすく解説】ホエイプロテインとは?効果や特徴、ほかのプロテインとの違いを紹介します

2021年4月10日

・ホエイプロテインってなに?
・ホエイプロテインのWPIとかWPCってなんなの?

このような疑問を解決します。

〇この記事の執筆者

  • 筋トレ歴4年
  • ガリガリから筋トレを初めて15キロ以上の増量に成功
  • 10キロ以上のダイエット経験もあり
  • 現在もスポーツ系の大学で筋肉の知識を付けつつ、筋トレも継続中

 筋トレやダイエットをしている人でプロテインを飲んでいたり、これから飲もうとしている人は多いと思います。どんなプロテインが良いのかネットで調べると「ホエイプロテイン」がおすすめとかカゼインプロテインがおすすめ、とか書かれていたりしますが、ホエイやカゼインと言われてもピンとこないと思います。

 プロテインはホエイ、カゼイン、ソイの3種類あり、それぞれにメリットやデメリットなど特徴があります。この記事ではその中でもホエイプロテインの特徴やメリットなどを紹介していきます。

1.ホエイプロテインとは?どんな効果があるの?

 プロテインは原材料によって3種類に分けられています。牛乳が原材料のホエイプロテインとカゼインプロテイン、大豆が原材料のソイプロテインの3種類です。目的や体質ごとに自分に合うものを選ぶことが出来ます。

 ホエイプロテインは牛乳が原材料になっている動物性のたんぱく質です。先ほどホエイプロテインとカゼインプロテインは牛乳が原料になっていると言いましたが、牛乳に含まれるたんぱく質のうち、20%がホエイプロテイン、80%がカゼインプロテインになっています。

 ホエイとカゼインは同じ牛乳由来のたんぱく質ですが、たんぱく質の性質が異なります。どんな違いか分かりやすく言うと、ヨーグルトの表面にたまった水分がホエイで、ヨーグルトの固形の部分がカゼインです。また、ホエイにはたんぱく質以外にもビタミンやミネラルが含まれています。

 それでは、ホエイプロテインの特徴をそれぞれ解説していきます。

①消化吸収が早い

 ホエイプロテインは水溶性なのでとても水に溶けやすいという特徴があります。カゼインプロテインやソイプロテインと比べても一番消化吸収が一番早く、その速度はカゼインやソイの3~4倍ともいわれています。そのため、ホエイプロテインを飲むと素早く血中アミノ酸濃度を上昇させて素早く筋肉にたんぱく質を運ぶことが出来ます。しかし、血中アミノ酸濃度を高く持続させる時間は短く、低下も速いという難点もあります。

 スポーツや筋トレをしている人がホエイプロテインを飲んでいるのはこの消化吸収が速いという特徴があるからです。トレーニングでダメージを受けた細胞に素早く栄養を運べるのでホエイプロテインが好んで飲まれているのです。

②必須アミノ酸がバランスよく含まれている

 必須アミノ酸とは人の体の中では作ることが出来なく、食物などから摂取する必要のあるアミノ酸です。ホエイプロテインにはこの必須アミノ酸がバランスよく含まれています。また、必須アミノ酸のバランスの指標になるアミノ酸スコアもかなり優秀です。アミノ酸スコアが100の食品が理想とされていて、ホエイプロテインの原料の牛乳はアミノ酸スコアが100なのでホエイプロテインのアミノ酸スコアはかなり優秀であると言えるでしょう。

③水に溶けやすい

 ホエイプロテインは水溶性なので、とても水に溶けやすいです。なので、しつこくシェイカーで振り続けなくてもダマになりにくく、ストレスなく飲むことが出来ます。ただ、いくら溶けやすいからといっても小さなコップなどに入れてスプーンなどで混ぜて溶かそうと思ったらなかなか溶けないかもしれません。やはりプロテインを飲むときはシェイカーでしっかり溶かすことをおすすめします。シェイカーが無くても最近は100円ショップでも売っているので買ってみてもいいと思います。

2.カゼインプロテイン、ソイプロテインとの違いは?

 ホエイプロテインは水溶性のたんぱく質だと紹介しましたが、それに対してカゼインプロテインは不溶性たんぱく質です。なので、カゼインプロテインは胃に入った後にいったん固まってしまうので、ホエイプロテインよりも消化吸収が遅くなります。ただ、満腹感が長く続くというメリットもあります。また、カゼインプロテインも牛乳が原料なのでアミノ酸スコアは100と優秀です。

 ソイプロテインは大豆が原料のプロテインなので、そもそも原料が違います。ホエイプロテインは動物性たんぱく質ですが、ソイプロテインは植物性たんぱく質なのでヴィーガンの人でも飲むことが出来ます。ホエイプロテインよりも消化吸収が遅く、ゆっくりと吸収され、満腹感もそこそこ長く続きます。また、ホエイプロテインよりも若干溶けにくいものが多いような気がします。

3.ホエイプロテインの「WPI」、「WPC」とは

  ホエイプロテインを買おうと思って通販などで検索するとホエイプロテインの中でも「WPI(ホエイプロテインアイソレート)」や、「WPC(ホエイプロテインコンセントレート)」などがあって何が違うのかわからない人も多いと思います。また、ホエイプロテインにはそれに加えて「WPH」というのもあります。そこで、ここでは「WPI」と「WPC」、「WPH」の違いや特徴などを解説していきます。

①WPC(ホエイプロテインコンセントレート)

 ホエイプロテインは製法によって「WPI」、「WPC」、「WPH」に分けることが出来ます。

 ホエイプロテインは製法によってたんぱく質含有量が異なってきます。また、製法が違うので工程が多くなるものでは値段が高くなってしまうものもあります。

 WPCはWhey Protein Concentrate(ホエイプロテイン・コンセントレート)の略で、日本語で濃縮乳清たんぱく質といいます。

〇たんぱく質含有率は70~80%以下

〇特徴

  • たんぱく質以外のものも(脂質、糖質等)含まれている
  • 乳糖が含まれていて、乳糖不耐症の人はお腹がゴロゴロしたり、お腹を下すことがある
  • ビタミン、ミネラルが多い
  • 少しカロリーが高い
  • 値段が安い

②WPI(ホエイプロテインアイソレート)

 WPIはWhey Protein Isolate(ホエイプロテインアイソレート)の略で、日本語で「分離乳清たんぱく質」といい、WPC製法で作られたたんぱく質をイオン交換して作られます。

〇たんぱく質含有率は90%前後

〇特徴

  • たんぱく質以外のもの(脂質、糖質等)があまり含まれていない
  • 乳糖が少なく、乳糖不耐症の人でも飲むことが出来る
  • ビタミン、ミネラルが少ないものもある
  • 比較的カロリーが低い
  • 値段が若干高い

③WPH(ホエイプロテインハイドロライセ―ト)

 WPHはWhey Protein Hydrolysate(ホエイプロテインハイドロライセ―ト)の略で、日本語で加水分解乳清たんぱく質といい、加水分解ペプチドとも呼ばれています。微生物の酵素などを使ってWPCをペプチドまでぶんりしたものです。

〇たんぱく質含有率は約95%

〇特徴

  • たんぱく質以外のものはほとんど含まれていない
  • 乳糖が少ない
  • カロリーが低い
  • 値段が高い

 WPHは製造工程が複雑なため3種類の中で一番値段が高いです。また、たんぱく質以外のものはほとんど含まれておらず、消化吸収も3種類の中で一番早いという特徴もあります

まとめ

 ホエイプロテインは必須アミノ酸がバランスよく含まれていて、吸収も速い特徴があるので、トレーニング前後や起床直後、就寝前などに飲むのに最適なプロテインです。種類によって吸収速度や値段も変わってくるので自分の体質やお財布にあったプロテインを選んで、普段の生活に取り入れてみて下さい。

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